The Malachi Crunch マラチ クランチ
デウス・ジャパンは、混雑した東京の街を駆け巡り、さらにはビンテージオフロードバイクが集まるレースに参戦できるマシンを探していました。そのとき候補に挙がったのがホンダXL500でした。同年代の2ストロークエンジンのオフロードバイクに比べ扱いやすく、車両も見つけやすいのです。ファクトリーにやって来たXL500は、同じく少し古めのXR600からフロント周りを移植。スイングアームやリアショックも変更して走りのパフォーマンスを向上させています。燃料タンクはビンテージの鉄製タンクを加工して装着。肉厚のシートも、このマシンをビンテージテイストに仕上げる立役者のひとつ。前後フェンダーも、車体に合わせて長さや角度を調整しました。クラシカルでレーシーなスタイルに大きく貢献する、ゼッケンプレートを兼ねたサイドカバーはワンオフで製作。各部をブラックで仕上げ、シックなオフロードスタイルを造り上げました。BIKE BUILDER: Matt Roberts - The Residence of Impermanence, Japan
DONOR BIKE: 1978 Honda XL500
CHASSIS: Stock main frame with custom subframe; custom swingarm
ENGINE: Rejetted carb; stainless exhaust; K&N filter
BODYWORK: Alloy tank; custom fibreglass sidepanels & seat base; vintage front & rear fenders
SUSPENSION: Honda XR600 forks; Ikon shocks
WHEELS & BRAKES: Kawasaki KX250 front wheel; Kawasaki KLR rear wheel; VMX tyres
DETAILS: Vintage MX bars
@deusresidence
