Deus Harajuku Grand Opening Report
またの名を、“気がついたら原宿がすごいことになっていた夜”
何人来るんだろう？ 天気、大丈夫かな？ 不安と期待が入り混じったまま迎えたあの日。 5月22日の朝、雨予報から木漏れ日がさす空の下、 お祝いの花が次々に届く。花屋さんもびっくりの量。 カフェにもアパレルにも、ひっきりなしに人が訪れて、 デウス原宿は、オープン初日からまるで祝祭のような一日に。
夕方、風が少しだけ涼しくなってきた頃、
店舗のサウンドデザインをしてくれている阿尾さんが、サウンドチェック。
最初の一音が鳴った瞬間、空間にぴたりと音がハマるのがわかった。鳥肌が立つような瞬間。
そして 時刻は6pm、大貫憲章のプレイで幕が開く。
1Fも2Fも人・人・人、店の外にも人があふれた。
続いて登場したのは、BOUNTY HUNTERのヒカル。
確かな実力で空気を引き締め、深みのある選曲で聴く者を引き込む。
3番手は、牧野雅己。丁寧に積み上げるようなプレイで、会場の空気を穏やかに彩った。
そして最後に登場したのが、水原佑果。 モデル、DJ、音楽制作、クリエイターとしてマルチに活動する彼女が紡ぐ音は、 夜の終盤をしなやかに、でも確かな熱を持って包み込んだ。 世代もスタイルも超えて、それぞれが持ち味を発揮し、 笑顔と音に浸るこの場所は、どこか夢の中のようだった。
この界隈の重鎮も、旧友も、遠くからの旅人も、 関わってきたすべての人の顔が浮かぶ。
音に揺れ、なるきよとデウスカフェの味に満たされて、
夜は思っていた以上に賑やかで、深く、どこか美しかった。
何より、みんなが心から楽しんでいた。
美味しさと歓声が一体となった夜の証しとして、用意していた軽食とドリンクは、あっという間にすべてなくなった。
来てくれたみなさん、花を贈ってくれた方々、
協賛してくれたパートナー、DJとケータリングの皆さん。
一人ひとりに抱きついてお礼を言いたいくらいだ。
ここからが始まり。
この場所で、もっと面白いことを仕掛けていきますよ。
だから、ふらっとでも、毎日でも、気軽に遊びに来てください。
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