バリ・スワンク・ラリーが帰ってきた!デウス・スライトーバーフェスト2023
驚くべきことに、デウスのSlidetoberFest(スライトーバーフェス)からタープを引き払ってもう4年。バリ・スワンク・ラリーの開催初日から、僕たちはその世界へ一気に飛び込んだ。どうなることかとヒヤヒヤしたものの、心配はいらなかった。誰もが思いっきり楽しむ準備が出来ていたんだ。
タープといえば、倉庫にあったマシンが走れるようになったのは、数週間かけて整備してくれたデウス バリのワークショップ 「ベンケル・ボーイズ」の、血のにじむような努力の賜物だ。4年間も埃をかぶっていたのだから、大変な作業だったに違いない。ガレージの中では、タンクが隅に転がり、ヘッドが外されたパーツ待ちのバイクで散らかっていたのだろう。ベンケル・ボーイズはイベント初日となったその金曜日、朝の4時まで作業していた。彼らに大きな感謝を送りたい!
チャングーからバイクで40分ほど海岸線を北上して、パンタイアビアンのビーチに戻ってきた。ここは2019年のバリ・スワンク・ラリーの開催地だ。ヤシの木が点在し、太い川とポイントまで続く道路に囲まれた野原の端に、テント、BBQバー、デウスの限定グッズショップと、小さなお祭り会場が設営されていた。道路を渡った先には小屋が立ち並び、現地の人たちが浜辺に散らばる輸出用の黒い海石を集め、大きさを選別する仕事をしていた。僕たちは縦横無尽に曲がりくねったルートで、未整備の斜面を下るとコンクリートの急な階段が続く川沿いを進んだ。その川を渡ってからココナッツ畑の中を走り抜け、砂というより砂利のような浜辺のブラック・サンド・ビーチに辿り着いた。
パンタイアビアンは今でも、現地語で美しいバリを意味する「インダ」と呼ばれる秘境で、ヤシの木々の間から見え隠れするヴィラは数軒しか存在しない。そんな風景も1~2年後には変わってしまうだろう。この景色は今だけのものだ。
美しい会場の風景、そして第3回デウス・バリ・スワンク・ラリーの盛り上がりの様子を、少しでも味わってほしい。
バリ・スワンク・ラリーはヴィンテージとオープンの2部門。ヴィンテージ部門の僕たちは、GLプロとDTのリビルドで臨んだ。オープン部門では、平等な競争条件を保つためにCCに上限を設けたものの、どんなカスタムバイクでもエントリー可能だ。入賞者は 下記の通り。みんなおめでとう!
このイベント 記念モトジャージとキャップが間も無く日本に到着。
アイテムはこちら
Film by
Andre Cricket
Yoga Santiyasa
Akbarqkahom
Photos by
Ram Matteo
Didit Prasetyo
Mirza Nurman
Kelibow
Vintage 2 Stroke Class
1 Ditha - Tasix Adventure Racing Division
2 Donny Kusuma - GTT Bali
3 Aik Logo - TS 125 Riders Bali
Open Division (4 Stroke Max 250cc)
1 Quinten
2 Agus Mahendra
3 Toplex - Tasix Adventure Racing Division