Bob Moore | Mr.3

Bob Moore | Mr.3

私たちデウス・ジャパンは、デウス創業当時から交流があるアーティスト/ロバート・ボブ・ムーアとともに、日本発の電動アシスト自転車ブランド「Archon Design(アルコン・デザイン)」がリリースする『TR-1』をベースに、ボブのアートワークをプラスしたカスタム仕様のE-Bikeを製作しました。

MR.3”と名付けたこの車両は、子供の頃に思い描いた、自転車に乗り始めて一気に行動範囲が広がり、どこにでも行けちゃう!的なワクワク感を込めた自転車のクルーザースタイルがイメージソースになっています。そんなドリームクルーザーをベースに、いまの東京を流す東京スタイルに仕上げるとどんなカタチになるだろう。それを具現化したのが、ここで紹介する“MR.3”です。

ユニークな東京スタイルのストリートクルーザーに変身させるため、フロントタイヤは20インチから26インチに変更。チェーンガードをカスタムしたり、メタルのフロントバスケットをセットしたり、シッシーバー(シートの背もたれ)付きのバナナシートを製作したり、ハーレーダビッドソン用のホイールカバーをリアホイールにセットして、さらにリアを5cmローダウンしたりしています。

ボブが手掛けた車体中央のボディはファイバーグラス製。彼の特徴であるハードエッジな抽象表現によって、モデル名MR.3にちなんで数字の3がデザインされています。しかしその抽象画はアクリル塗料でペイントしただけではなく、塗料を何層にも塗り重ね、それを削り、重ね合わせた塗膜を浮かび上げることで立体的な表現を実現しています。

「私が作品を造るとき、完成したデザインをただ描くようなことはしません。まずアイデアを練り上げ、筆を走らせるだけでなく、あらゆる手法を使ってそのアイディアを具現化していくのです。それは美しさだけではなく、機能的であることも重要。それを実現するための解決策を見出すまで絵を追い詰めるのです。アートは旅のようなものです。その旅路を明らかにするために、ときに私は絵を削り落としたり、砂をかけたりするのです。とくに今回製作した“MR.3”用のボディは空力を意識した外装パーツであり、バッテリーカバーでもあります。グラフィックを施すだけでは、我々が求めた作品にはならないのです」

この“MR.3”は、ボブとともにデザインしたアイテムが揃うコラボレーション・カプセル・コレクションに加え、昨年末に発表した6本のハンドペイント・サーフボード・シリーズを締めくくるアイテム。これから、世界中のデウス・テンプルでディスプレイする予定です。

尚、日本では、代官山蔦屋書店 1F クルマ・バイク・フロアにて8/8()まで展示販売しています。詳細はこちら

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