Deus Board Meeting デウス ボード ミーティング / インドネシア バリ

Deus Board Meeting デウス ボード ミーティング / インドネシア バリ


元旦もあっという間に終わり、二日酔いの記憶もなんとなく残る頃、デウスバリのクルーは早朝6時にデウス・テンプル(店舗)に集合し、ビーチに向かう為、車に道具を積み始めました。というのも、1月2日(土)にデウス初のボードミーティング(役員会)を開くことにしました。もちろん役員会だからスーツで参加ですが、デウスでスーツといえばウェットスーツしかないでしょう。
このイベントはバトゥボロンビーチでタイムズ・ビーチ・ワルンと共同開催という形で行われ、殆どの参加者にとってジャレッド・メルの「Surf-ASu-Billy」ボードを試す機会でもあります。
どんな時も、沢山の関係者がいて寝る間を惜しみ綿密に準備をしていても、必ず不測の事態は起きるもの。今回は海が私たちの考えをあざ笑うように、満潮で小さな波しか立てませんでした。
いずれにせよ参加者はみんなそれなりに楽しんでくれて、穏やかな海を見ると誰もが優しい笑顔に。
楽しいイベントの前にパンゲア・ムーブメントの主催でまずは全員でビーチの清掃をしました。雨季になると海流に乗って人類が廃棄してきた使い捨てプラスチックがバリの海岸をいつも埋め尽くします。
ところが参加者達は手慣れていて、靴やオムツ、電球、サンダル、その他の微生物分解しない漂流物をどんどん袋に詰めていきました。人によってはそうした大きなゴミではなく、発泡スチロールやプラスチックのかけらを集めていました。こうした小さなゴミもやがてはマイクロプラスチックになり、魚が食べ、やがて私たちの食事にも入り込んでくるので、見逃してはいけないのです。

このビーチだけでなんと170kg弱のゴミを集めることができました。新年最初の土曜日に1時間作業しただけでこれだけ集まったのは悪くないですね。

その頃、タイムズ・ビーチ・ワルンのスタッフはBBQの火をおこし、コーヒーの準備も。おばあちゃんの台所の懐かしい匂いと潮の香りが絶妙に混ざり合い、みんなヨダレが止まりませんでした。これから昼に向かって焼けるように熱くなる黒砂のビーチにクールなBGMも流れ、いよいよイベントは盛り上がり始めました。
サーフボードは全部で15本用意。波は小さいけど、ジャレッドの板を試したいと人々は集まり、 ロング、シングル、ボンザー、ツインまで様々な板を試し、誰もが最高の一日にしようと乗り心地を楽しみました。中でもロングが一番人気でした。
次回デウスのボードミーティングする時は、良い波が来る事を願いますが、何より今日ずっと感じていられたこの楽しい気分を次回でもまたみんなと作り出せたらと思っています。

シェイピングルームで本当に長時間頑張ってくれたジャレッド・メル、イベントを発案してくれたタイ・ブッダ、美味しい食事と飲み物を用意してくれたタイムズ・ビーチ・ワルン、そしてビーチ清掃活動を企画し、素晴らしい活躍をしてくれたスタッフパンゲア・ムーブメント、そして集まってくれたみなさん、どうもありがとう!みんなの笑顔とサーフセッションは本当に最高な時間!

Big shout out to everyone who came down and shared a smile and a slide; The inimitable Mr. Jared Mell for the long hours in the shaping bay, Tai Buddha for the idea in the first place, Times Beach Warung for great food and drink and the hard working team from the Pangea Movement who organized the beach cleanup.

Shooter: Didit Prasetyo Adiwibowo Deus Bali