デウス・カンティーナのスピークイージーサンデーズ / オランダ アムステルダム
春の訪れを感じる今、冬は少しづつ過去の思い出になりつつある。去年の冬は、デウスのカンティーナ店の周りの気候は比較的暖かく、心地よい日曜日が続いた。そんな中、アムステルダムにある運河のすぐそばで、私たちは新しい魅力的なイベントを始めることに。
それが、「デウス・スピークイージー・サンデーズ」だ。
隠れた名店、もしくは隠れていない名店と言ったほうが正しいのかもしれないが、デウスのカンティーナ店は、1643年に建てられた美しい運河沿いの建物の奥にある。一歩足を踏み入れると、そこに広がるのはソファや小さなテーブルが置かれた居心地の良い空間。ちょっと冷んやりしたムード、キャンドル、美味しい料理、そしてバーテンダーが作るシグネチャーカクテルが待っている。冷たいビールが好きな人にはモレッティをご用意。ライブミュージックが気分を盛り上げ、美味しい料理とお酒に囲まれたスピークイージーサンデーズは、間違いなく週末を過ごすのに最高の場所だ。
コンセプトはいたってシンプル。ファンキーな夜で皆の気分を盛り上げるため、アムステルダムの新しい音楽シーンで活躍する若いアーティストがデウス・カンティーナで心地よいジャズを奏でるところから始まり、バンドの演奏で空気が和むと、ステージを解放し、他のジャンルの音楽のパイオニアたちがジャムセッションに参加し始める。
スピークイージー・サンデーズでは、この数ヶ月間、ジャズ、ヒップホップ、ファンク、ソウル、アフリカンドラムなど、いろんなジャンルのミックスをお届けしてきた。そして素晴らしいのは、空気中に漂うその全てのジャンルのヴァイブが、その場にいる全ての人々に感動を与え、新しい何かを生み出してくれたこと。デウス・カンティーナは、音の革新、そして音のクリエイティビティを通して人々が繋がっているコミュニティが誕生する場所へと進化していったのだ。
これにて、デウス・スピークイージー・サンデーズは幕を閉じる。でも、またすぐに戻ってくるだろう。その最新情報はデウスオランダのインスタグラム @deuscantina と @deus.amsterdam を最新情報をチェックしてください。
そして、アーティストたちのキャスティングを担当してくれたインプレヴィスティのロレンツォ・セルヴァリ、ありがとう。
Photo - Tristan Fopma & Yoran van Rossum