Deus Kumpul-Kumpul Ride 2 / 丘の上へを目指して クンプル クンプルライド パート2/ デウス バリ インドネシア

Deus Kumpul-Kumpul Ride 2 / 丘の上へを目指して クンプル クンプルライド パート2/ デウス バリ インドネシア

ある日の日曜日,デウスバリのクルーは 2回目の デウスクンプルクンプルライド パート2を開催。パート1はこちらから 。
午前8時にデウス テンプルに 40名ほどのライダーが集まりました。デウスカフェで朝食でお腹を満たし、ガソリンも満タンにしたところで、
ガイドを務めるデウスバリのスタッフ以外 ほとんどのメンバーは行先も聞かされぬまま日帰りトリップへ出発することに。
先ず、バイパス道路を爽快に駆け抜け、田園や寺院が美しい人気観光スポット,タバナンへ向かいます。デンパサール ギリマヌクの港も超え、
バリで2番目に高い山 バトゥカル山が目の前に現れて来ました。この辺は 山道ならではのくねくね道でライダーたちを困らせます。
そして、普段ろくにメンテナンスをしていない車両には なかなかのものです。

丘の上で小休憩、ガラム (インドネシアでポピュラーなクローブ等のフレーバー煙草)を吸って誰もが 伸びをしながらゆっくりと一休み。
上り坂を見上げると、私達が養鶏場の側にいることに気付くのに数分以上かかりました。
数人の仲間達がバイクの修理をしているところに群がっていましたが、ほとんどの人はただ座ってゆっくりと過ごします。
束の間のリフレッシュタイムが完了したところで丘を降りることに。その景色は壮観以外の他に言葉は見つかりません。
木々に覆われた曲がりくねった道を再び駆け抜けます。このバトゥカル山は 海抜2200メートル超の高山帯で、走っていると時々亜熱帯エリアということをかき消してくれる
清涼感溢れる風がライダー達の頬を撫でます。
下りのくねくね道は 行きのゆっくりしたものとは違い、スピードが加速し 危険な道になりました。
ただ、この危険な道は長くは続かず、私達はライス テラス ビューが美しい ププアンの道に抜けることができました。
そこでお待ちかねのランチタイムを取ることに。沢山食べて、おしゃべりして、沢山笑い合いました。私達は新しい仲間と出会い、旧友達とも再開し、完璧なランチタイムを過ごす事が出来たのです。そしてお決まりの集合記念撮影も忘れません。

バイパス道路に戻り、丘を数百メートル上がり、草むらの広場に向かい 今度は スローゴー レースをする時間です。
これは バイクに乗り 地面に足を付けず、いかにゆっくりと 長く走れるかを競うものです。
バンの中からキンキンに冷えたビンタンを取り出し応援します。彼らは時速 0,0,0,05km の速度で競います。
さぁ、レースを終えるとそれぞれの家路へと向かいます。真っ直ぐの道から右へ左へと別れ、手を振りながら挨拶をします。
日曜日の日暮れと共に店の駐車場へ戻り、エンジンを切ります。
私は、しばらくそこに座り、何も考えず に静かな 自然の音を聞いていました。
近所から犬の鳴き声が響き、遠くからバイクのエンジ音、いつもの鳥のさえずり等が聞こえて来ました。
私は心の中で、今回のショートトリップで改めてバイクは素晴らしい乗り物であるという事、そして何より温かい気持ちになれたことを噛み締たのです。

次のクンプル クンプルライドが待ちきれません。それは更に大きなことになるでしょう。

Can’t wait for Deus Kumpul-Kumpul Three… it’s bound to be huge.
Photos by Didit Prasetyo Adiwibowo 

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