Deus Squalo(Deus Shark デウス・シャーク)は「シトロエンDSにインスパイアされたバイク」という壮大なテーマで作られたオートバイです。1963年12月のある土曜日、天才ベルトーニは板金ハンマーとプラスチック、そしてプレキシガラスを使って、かの有名な「シャークノーズ」を作りました。ベルトーニの流線型「シャークノーズ」は1967年以来、シトロエンDSのトレードマークとなっています。
今回のDeusの最新作では1979年式のヤマハXS750(3気筒)をベースに、カルダンジョイント式トランスミッションを採用しました。長い全長、そして前傾姿勢を特徴として設計されたこのバイクは、ティアドロップ型ヘッドライトとショートテールデザインを採用しています。フットレストは後方に配置され、前後にオーリンズ製のサスペンション、ブレンボ製のフロントブレーキを装備していることから、高速道路での走行を最大限に楽しむことができるのです。
フェアリング付きのヘッドライトを支えるフロントアルミフレームやスミス製タコメーターなど、職人の技が光る仕上がりです。タンクとサイドゼッケンプレートはアルミ製のハンドメイド。本革のカフェレーサーシートとSC Project製のショートマフラーを合わせることで、美しい芸術作品が完成です。
Carby Tuckwell (カービー・タックウェル)によるタンクのレタリングは、シトロエンDSのフォントにインスパイアされ描かれています。
Deus SqualoとシトロエンDS。この最高な2台の組み合わせを、友人の1972年式シトロエンDS 2.3 I.E.と一緒に紹介したいと思いました。こちらのフォトギャラリーで 私達の世界観をお楽しみください。
Photo: @marcorenieri @duekappaeffe (Folco)
Video: @davidecalafa