2008年式のハーレーダビッドソン1200スポーツスターをベースとしたこのマシンは、リアフレームにカワサキW650を移植するという、珍しいカスタム手法が採用されています。それを決断したのは、デウス・シドニーのメインカスタムビルダー/ジェレミー・タガン。これによってシートからテールエンドに掛けても水平基調を保つことができ、よりクラシカルなボディラインを作り上げることができるからです。
またスタンダードのスポーツスターはフロント21インチ/リア16インチのホイールを採用していましたが、ジェレミーはフロント19インチ/リア18インチに変更。バーハンドルのように、横に開いたセパレートハンドルを装着するなどして、カフェレーサーとフラットトラッカーの、2つのテイストを持ち合わせたマシンに仕上げました。
ジェレミーは、1960年代後半にハーレーダビッドソンが機械メーカーのAMF傘下となり、そのAMFハーレー時代に発売された様々なモデルに触発されて、このマシンを造ったと話しました。そうか! 皆さんも是非、AMFハーレーをググってみてください!
BIKE BUILDER: The House of Simple Pleasures, AustraliaDONOR BIKE: 2008 Harley-Davidson 1200 Sportster
CHASSIS: Stock main frame with Kawasaki W650 subframe; stock swingarm
ENGINE: RSD 2-into-1 exhaust; custom air filter
BODYWORK: H-D Sportster Custom tank; custom front & rear fenders
SUSPENSION: Stock forks; Ikon shocks; smoothed top triple clamp
WHEELS & BRAKES: 19in front, 18in rear rims laced to stock hubs; Avon Venom-X tyres
DETAILS: Custom seat; Tingate clip-ons; Sato Racing rearsets; speedo relocation; Lucas-style taillight
@jeremy.tagand
@deushouse
Photo: @thomaswalkphotos