このヤマハSR500をベースにしたマシンは、2000年代半ば、まさにデウスの初期に制作したカスタムバイクです。だからというわけではありませんが、カスタムメニューを見ても、いまのような大がかりのカスタムは施されてはいません。ビキニカウルに、背の低い薄型燃料タンク、セパハンにカフェレーサーシート&シートカウルなどなど。そしてエンジン以外のすべてのアイテムをブラックアウトしました。
カフェレーサーのツボを押さえたアイテムとスタイルは、いま見ても古くささを感じることはありません。デウスと言えばこのバイクをイメージする方も多く、いまもバイクファンの心の奥底に刻み込まれた永遠のマスターピースなのです。
BIKE BUILDER: The House of Simple Pleasures, Australia
DONOR BIKE: 1981 Yamaha SR500
CHASSIS: Stock frame & swingarm
ENGINE: Custom reverse-megaphone exhaust; K&N air filter
BODYWORK: Alloy tank, bikini fairing & front fender
SUSPENSION: Stock forks with uprated springs; Öhlins shocks
WHEELS & BRAKES: 19in front, 18in rear cast Yamaha wheels; Firestone tyres; Brembo front caliper; Braking front disc
DETAILS: Nitroheads seat; Tingate clip-ons; WM rearsets
@deushouse
Photo: Carby Tuckwell