初めて見た 横浜ホットロッドカスタムショー | ジェレミー・タガン
1週間ほどの短い滞在でしたが、その内容は非常に濃く凝縮された日々であったようです。横浜ホットロッドカスタムショーから始まり、Have Fun レース、トークショー、工房探訪と日本で最高なバイク仲間たちと、かけがえの無い素晴らしい時間を過ごすことができました。
日本の滞在中に出会った人々や出来事など、ジェレミー本人の言葉で、皆さんにお届けしたいと思います。
まず今回、ロイヤル・エンフィールドのスーパーメテオ650をデウスミラノがカスタムしたローリング・クイーン が HCS2023で展示、そしてそのライド・イン・ショーをデウスのライダーでやってほしいという依頼が始まりでした。
ところが デウス・ミラノチームはヨーロッパでレースが有り、HCS2023に来ることができない。。。どうする?誰がライドインを 俺か?君か?どうする? そこでジェレミーに白羽の矢が立ったのです。
自分でカスタムしたものでは有りませんでしたが、デウスのバイクビルダー代表として、ジェレミーは堂々のライド・インパフォーマンスを魅せてくれました。
それでは、ジェレミーの初めてのHCS2023、そして 日本について、日本で会ったビルダーの皆さんについてどのように思ったか ご覧ください。
横浜ホットロッドカスタムショーについて
2023年12月3日(日)、パシフィコ横浜にて、
横浜ホットロッドカスタムショーは、僕が経験した他のショーとはまったく違って、信じられないほど素晴らしかった。各メーカーやビルダーたちは、みんな本当に仲が良くて、フレンドリー!
カスタムワークや車両展示はとてもユニーク。日本のスタイルはハイエンドだし、彼らのテクニックを目の当たりにすると、それを理解できるまで、あるいはビルダーにどうやってそのパーツを作ったのか聞くまで、ずっとバイクを見入ってしまう。それはもう本当に夢のような時間だったよ。
ショー自体はとても充実していて、チョッパーからカフェレーサーまで何でも見つけることができる。たくさんのクールなパーツやアクセサリーを見つけることができ、誰とでも簡単につながることができた。
このショーとオーガナイザーはとても親しみやすく、どこを見ても常に存在感がある。このショーは、モーターサイクル業界に携わるすべての人にお勧めしたい。
初めての日本について
もう最高!インクレディブル!本当に素晴らしい!この言葉につきる。僕は東京で何回 この言葉を使っただろう。活気に満ちていて、エネルギッシュで、夜のイルミネーションも綺麗、日本的な場所にも行ったり、様々な和食や、エンターテイメントを楽しむことができた。どれもこれもが最高!
特に食事が楽しみで、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉、回転寿司などいろいろなスタイルの料理を食べることができて、それは他の国ではなかなか食べられ無いものばかりだから美味しかったし、すごいエキサイティングだったよ。もう色々食べすぎて、後半は身体を動かしたくジムやプールが恋しくなったほどだよ。
東京が巨大な都市であることも実感したけど、日本にはまだまだたくさんの魅力があるから
(大至急 !!)日本へ行きたいと思っているよ。
日本のカスタムシーンと僕が見たカスタムビルダーについて
僕は、幸運にも日本のシーンを引率している素晴らしいビルダーのファクトリーを何件か訪ねることができたんだ。彼らは皆、 紳士的で、初対面の僕を暖かく歓迎してくれ、ガレージやアトリエ、車両などを快く見せてくれたんだ。
そして、彼らはお互いをとても尊重し合っていて、誰からも悪い言葉を聞いたことがない。大家族のように、それぞれのやり方でやっている。そして、僕が出会った彼らに共通して感じたことは、完璧なカスタムビルドを作るために必要な努力と時間を惜しまず、最大限のディテールを追求するということだ。彼らはただ情熱のために生きているっていうことを心から感じたよ。メーカーやビルダーたち、僕と会ってくれたみなさんに感謝の言葉を贈りたい気持ちでいっぱいだよ。 Domo Arigato ! Merci !
Photo | Takaaki Miura
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