ワイルドな旅に出たいならアドベンチャーバイクですよね。でも最先端のコンピューターや電子制御技術が満載の車両は少し味気なく、大きく、そして高価です。でも、僕らが望むワイルドな旅はコンピューターに頼らなくていいし、それほどスピードが出なくてもいい。それよりも軽くてワイルドで、壊れたら自分の手でなんとか修理ができて、ガソリン満タンで400kmくらい走りたい。テントやサーフボード、寝袋やバーナーなど、荷物が満載できることも重要。
そんな条件を満たすのは、デウス・バリが造った、このカワサキKLX150かもしれません。いま誰でも買える小排気量のオフロードバイクですが、プラスチックの外装を取っ払って、容量たっぷりの燃料タンクを装着。沢山の荷物を積むためにシートレールも頑丈にモディファイしました。排気量を180ccにボアアップすると同時に、長いスイングアームも装着して、長距離走行も楽にこなせるよに。
これなら、旅に出たくなるでしょ？
BIKE BUILDER: The Temple of Enthusiasm, Bali
DONOR BIKE: Kawasaki KLX150
CHASSIS: Stock main frame with modified subframe; longer swingarm
ENGINE: 180cc big-bore; uprated clutch; uprated carb; custom slip-on exhaust silencer
BODYWORK: Hand-formed aluminium tank, sidepanels & fenders
SUSPENSION: Uprated, lengthened forks; uprated shocks
WHEELS & BRAKES: Stock wheels & brakes; Swallow tyres
DETAILS: Custom racks; custom seat; headlight grille
@deustemple
