デウス・インドネシアのオープン当初、エリス・エリクソンはチャングーにあるTemple of Enthusiasm デウス・バリの主要人物だった。インドネシアで最初にカスタムされたデウス・バイクに飛び乗り、バリ島や列島沿いのスウェルを追いかけ、特別な熱意を持って波に乗り、束の間の休息には私たちのシェイピング・ベイでボードをシェイプした。
その後、私たちは別々の道を歩むことになった。エリスはオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州北部に戻り、自分のシェイピング・ベイを立ち上げ、彼の理想とする完璧なボードを作るために自分の乗るボードの浄化を追求し始めた。何度も何度も磨き上げられたラインとカーブ。長さ、幅、ボリューム、そして素材までもが、彼のラーニングカーブ(学習曲線)に沿って踊るように変化していった。
そして今年初め、エリスはバリ島チャングーにカムバック。彼の勝ち得た知識と経験を携えて、デウス・テンプルに戻ってきた。私たちのシェイピング・ベイでのセットアップが完了したエリスは、彼が故郷でプロデュースしてきたものを反映させた新モデルと共に再始動。私たちが慣れ親しんでいるものとは全く異なり、主流とは一線を画すものだったが、これらのシフトによって生まれた作品は見事に機能し、私たちの顔には実に満足げな笑みが浮かんだ。(そしてエリスの顔にはチラリとドヤ顔が浮かんだ)
海のことなら何でも知っている私たちの専属ご意見番、ジャレッド・メルは、エリスのアイディアと方向性から学びたくてたまらない衝動に勝てず、2人で東海岸へ行き南下して波を追いかけたり、地元のワルンで食事をしたり、一緒にアイディアを出し合ったりした。もちろん、私たちは偶然その場に居合わせて、その様子を撮影することができた。