Noosa 7 Our Noosa Surf Festival Champions ヌーサ・サーフ・フェスティバルで デウスクルーがチャンピオンに

Noosa 7 Our Noosa Surf Festival Champions ヌーサ・サーフ・フェスティバルで デウスクルーがチャンピオンに

人生、何でも手に入るなんてことは滅多にない。しかし、それが実現した今回のデウスクルーのヌーサへの旅は 特別な時間となった。さて、ゆっくりと説明をしながら良い話を進めていきたいところだが、今回に至っては、この興奮と喜びが蒸発してしまわないうちに、即、話の結論へと進むことによう。

デウス・ファミリーのメンバーであり、チーム・ライダーであるシエラ・ラーバックマット・カディヒが、数日間に渡り開催された今年のヌーサ・サーフ・フェスティバルで、デウス・オールド・マルとロガー・プロ部門でチャンピオンの座を獲得したなんて、こんなに喜ばしいことはない!!

決勝進出を果たしたのはメンズばかり。以前のオールド・マル・チャンピオンもいれば、WSLのロングボード競技の参加者達ももいた。そんな中、女性であるシエラは、キーヨのヴィンテージボートを完璧に乗りこなし、勝利へとスライド。このような名誉あるイベントで、プロの男性サーファーたちの領域に足を踏み入れ、彼らを打ち負かした初の女性サーファーとして歴史に名を刻んだのである。

彼女の他に決勝出場したのは、ジャレッド・メル、ジャック・ノートン、バイロン・チャドウィック、マット・チョナスキー、そしてハリソン・ローチといった、ロングボードのレジェンド達がずらり。シエラが歴史を作る瞬間を、家族、友人、そして何百人もの観客の前で一緒に見ているのは、とにかく感動的だった。ビーチ全体に満面の笑みが広がり、皆喉が痛くなるまで叫び、喜び合っていた。

しかし、波の上で繰り広げられるシエラの素晴らしいパフォーマンスに皆の意気揚々とした気持ちが高ぶる一方、決勝でのラスト5分のスコアが出た瞬間、会場は不安がよぎり始める。果たして彼女のライドは十分だったのか?それともハリソンの魅惑的なハングテンが、スライド・クイーンを倒すことになるのか?

しかしご存知の通り、その不安はかき消され、彼女の勝利は確信へと変わる。夕日が沈む美しいヌーサ・ポイントを背景に、シエラはヌーサ・サーフ・フェスティバル、オールド・マル初の女性チャンピオンに君臨し、観客はただただその瞬間を喜んで見守っていた。

しかし高波に乗った興奮はまだまだ下がらない。祝杯をあげるサーフィンの神様達が飲むシャンパンが、空から溢れ降ってくる。あの午後のお祝いモードは、それだけでは終わらなかった。更にマット・カディヒが、ロガー部門で勝利を収めたのだ。

これは、約10年前にロガー部門が誕生して以来、マットがそれに向かってずっと取り組み続けてきた成果である。ここ何年かに渡り、他の幾つかの部門でも賞を取ってきたマット・カディヒだが、彼のつばの広い帽子に新しい豪華な羽が飾られることになった。ビーチでロガー決勝での彼のパフォーマンスを見ていた全ての人々にとって、彼の勝利は疑いの余地がなかった。正式な結果を待つ必要はなく、海から上がったカドルズ (*マット・カディヒの愛称 )は、海のほとりで直ぐにビールとシャンパンのシャワーを浴びた。

2人が共にチャンピオンになるなんて、この喜びはまるで覚めない夢のよう。

今回のヌーサ・トリップの目的は、デウス・ファミリーで集まり、限界まで皆で楽しむというシンプルなものだった。しかしなんと、皆と楽しめただけでなく、トロフィーまでも手にしてしまうことになるとは。

輝かしいサンシャイン・コーストで勝利へとサーフするデウスが愛する二人の姿を見ることが出来たこの素晴らしい数日間は、最高潮に楽しく、心温まる時間だった。鳥肌がたつほどの高揚感、そして幸福感でいっぱいだった。

オールド・マル部門のスポンサーとしてフェスティバルに参加するにあたって、頭を悩ませたことは一度もなかった。発足以来、フェスティバルの中でも最も権威ある部門と見なされてきたオールド・マル部門。トレンドは変化するが、昔の古いボードという彫刻を乗りこなすために必要とされるスキルやテクニック、そして優美さというものは、決して変わることはない。

シエラとマットカディヒ、本当におめでとう。
私たちデウスは心から君たちを誇りに思っているよ。

  

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Photos by Kenyon Batterson & Beatriz Ryder.

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