左利きのピッチャーを“サウスポー”と呼び、80年代にアイドルがその名前の曲を歌って踊ったことから、日本では左利きの総称となりました。その言葉をバイク的に解釈すると、左、ひだり、ヒダリ、左周りってことで、左周りのオーバルトラックで争われるフラットトラックのマシンじゃないか!? ホンダVTR250をベースにした、フラットトラックマシンをイメージしたこのマシンは、そうやって「South Paw/サウスポー」という名前がつきました。
一体成形したボディ外装は、1970年代に流行したタンクカバー&シートカウル一体型のボディデザインと、フラットトラックレーサーの直線的なボディラインをミックス。燃料タンクをシート下に移植したことで、V型エンジンと美しいフレームをアピールしながら、シンプルでスリムな車体を作り上げました。
このマシンはデウスJapanが製作。2017年の東京モーターサイクルショーでコラボした、ドイツのタイヤブランド/メッツラーのブースで発表しました。
Special Thanks
Nakata-san for the lacquer magic
Miyauchi san for the stylin’ suede work
Metzeler Japan for the sticky hoops
Kono-san the fixer