彼のカスタムバイク The Wal MKⅡ ヴァル マークツーがデウス浅草にやってくるだなんて。。
始まりは今回、横浜ホットロッドカスタムショーの30周年記念会で、BMW Motorradが「The Wal MKⅡ」を会場に展示。その後、デウス浅草で「The Wal MKⅡ」を展示させてもらう話だった。しかし、ご存知の方も多いと思うが、ホットロッドショー開催の直前に、バイクを載せた船がホットロッドショーに間に合わない!というニュースが舞い込んで来た。泣いても笑っても状況は変わる事は無い…でも木村氏はこの状況も楽しむぞ!といつもの笑顔で来日。イベント当日には、カスタムの帝王と呼ばれる木村氏ががピカピカの新車でライドインショーに参加するという、ちょっと面白い光景が見る事が出来た。
そしてホットロッドショーが終わった後にバイクを載せた船が入国。その結果、デウス浅草で展示が「The Wal MKⅡ」の世界初のお披露目会という事になったのだ。
12/10 土曜の午後には木村信也氏のトークショーを開催。それは到着したばかりの「The Wal MKⅡ」を前に、カリフォルア アズサにある木村氏の工房で 車両製作過程を撮影したスライドショーを見ながら、車両を製作した本人から話を聞くという、Youtubeでは感じられない贅沢な時間だった。
1年前に完成した車両にはドイツ語で鯨という意味のWal ヴァルと名付けられ、公式の撮影も全て撮り終えていたのだが、木村氏は、毎日工房で見かけるうちに、ちょっと飽きてしまったと、突然フロントカウルを変えたくなる衝動に駆られ、今のフロントカウルが完成。二代目ということで「The Wal MKⅡ」と新しい名前にしたんだよ。と 微笑む木村氏。
お気に入りのハンマーでほぼ仕上げるというハンマー打ちの早送り動画等、
1時間のトークショーでは、カスタムビルダーの木村氏、世界の二輪業界に精通しているモータージャーナリストの河野氏、ドイツから来日中のR18開発者の1人ローランド氏も途中参加し、あっという間に時は過ぎた。その後は お待ちかねの撮影会。
トークショーの時間に合わせ、続々とジェントルライダー達が集結。可愛らしいモンキーから車重400キロオーバーのモンスターバイクまで、みんなマナーを守り、手押しで入場してくれた。臨時で増設した駐輪場を含め50台用意した駐輪スペースは全て埋まった事に、担当者は思わず小さなガッツポーズ。
木村氏は、3年前に開催したデウス バイク ビルドオフのイベントで、ゲストとして登場してくれた際に、集まった全員のバイクに乗るのが、今日の目標だ!と言い、来場者との会話と、バイク乗車を楽しんでいた。そして今回も、その気持ちは変わらなかったようだ。バイクは乗らないとわからないからと、トークショーでも言っていたもんね。
今回遊びに来てくれた人の中から、自分の好きなバイクにあげたいと、こっそりトロフィーを制作し、そのバイクの上にこっそり置いていった。置かれた本人は、今年一番の驚きと喜びだった事だろう。
この大きな鯨「 The Wal MKⅡ ヴァル マークツー」は12/25 (日)までデウス浅草で展示していますので、デウスカフェでのお食事やショッピングと合わせてお楽しみ下さい。
トークショーに遊びに来てきてくれた皆さん、関係者の皆さん、河野さん、ローランドさん、駐輪場を増設のご理解、ご協力をしてくれた東武鉄道さん、BMWドイツ&ジャパンの皆さん 素晴らしいポスターを描いてくれたCarby、田口音響研究所の皆さん 本当にありがとうございます。デウス浅草のスタッフのみんなも最高!
A huge thank you and lots of love to
Shinya Kimura & Ayu Kimura