デウス・ミラノがスタートさせたエンデューロレースイベント「The Deus Swank Rally/デウス・スワンク・ラリー」は、出場するバラエティ豊かなビンテージ・オフロードバイクや、それに合わせた個性的なライディングウエア、そして真剣でありながら遊び心溢れるレース内容で、世界中で話題となりました。
そしてヤマハ・オーストラリアが、デウス・シドニーのメインビルダーであるジェレミー・タガンに“スワンクラリー的バイク”というカスタムバイク製作を依頼したとき、ジェレミーはXT250(日本ではセロー250)が、そのベースバイクとして最適であると判断しました。
ジェレミーはまず、車体を可能な限りバラバラにして軽量化を図り、同時にSCプロジェクトとHi-Tecのコラボマフラーをセット。その小さな車体に小さな野生を呼び起こしました。また21インチのフロントタイヤを19インチへと変更。オフロードバイクから、フラットトラッカー的なスタイルへとアップデートしました。
シートやリアフレームはスタンダードのままながら、シャープなオリジナルシートカウルを製作。少しだけアレンジ&カラーリングを変更したサイドカバー&タンクカバー、さらには短いモタードスタイルのフロントフェンダーとのコーディネイトによって、スポーティなスタイルを作り上げました。
XT250 TEE はこちら
Built by Jeremy Tagand at The House Of Simple Pleasures Deus Australia