シドニーの郊外に位置するブロックベール店の常連客にとって、ジョーディーはカウンターの後ろにいながら時々一服している男だ。でもGWMシドニー・サーフ・プロを観戦した人なら、その男がワイルドカード・チャンピオンであることを知っているに違いない。そんなジョーディーが、コーヒーを入れている手を止めて、サーフィンのこと、ノーザン・ビーチでの生活のこと、そして今聴いている音楽について話してくれた。
世界で一番好きなことは、友達や家族と一緒にサーフィンすること
「兄が二人ともサーフィンしてたんだよ。僕は兄たちがやっていることはなんでもやりたがるウザい弟だったんだけど、その中でも特にずっとやりたかったのがサーフィンだった。数人の友人たちとサーフィンにハマり始めたのは10歳の時。皆で何度もセッションをしては巨大なバレルに入り、誰かが良いライディングをすれば大盛り上がりだった。僕が世界で一番好きなことは、友達や家族と一緒にサーフィンすることなんだ。
毎年自分がまだ行ったことのない新しい場所を経験したい
今は南アフリカでチャレンジャー・シリーズのイベントに出てる。それが終わったらちょっとの間、帰国してカフェで働いて、そのあとアメリカ、ヨーロッパ、ブラジルに行くんだ。大好きな場所はフィジー。クラウドブレイクやレストランは超最高の波だし、フィジーの人たちは皆素敵だからね。とはいえ、毎年自分がまだ行ったことのない新しい場所を経験してみたい気持ちもある。今年はスリランカ。スリランカはぜひチェックしてみたいね。
毎朝起きて太陽が昇るのを見るのが日課。変な感じだけどそれが好きなんだ。
僕は、毎朝起きて太陽が昇るのを見るのが日課なんだ。変な感じだけどそれが好き。音楽を聴きながらコーヒーを飲んだり、ちょっとギターを弾いたりもする。1980年代のヴィンテージのレスポールギターを持っているんだけど、あれは最高だね。あと、最近はアーサー・ラッセルとクリーナーズ・フロム・ヴィーナスにハマってるんだ。ガールフレンドと一緒に街に出かけて素敵なディナーを楽しむのも好きだな。ステンシルにハマり始めた時期もあって、それはそれで楽しかった。でもやっぱり、一番時間を費やしてたのは音楽だと思う。あ、それからピラティスも!
まだまだ続く彼の輝かしい競技キャリア。ブロッキーでのジョーディー、そして彼のニュースから目が離せない。
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