Shaping Up with Takuya 'Tappy' Yoshikawa

Shaping Up with Takuya 'Tappy' Yoshikawa

 Takuya 'Tappy' Yoshikawa は、約40年にわたり、サーフボード、スケートボード、スノーボードのシェイピングを手がけてきました。彼の板を手にした人は誰もが一瞬でそのボードの虜になるのです。そして、我々デウスチームのために数々の限定コレクションも制作しています。そんな私たちが愛してやまないTappyのワークスタイルを学ぶため 灼熱の夏の暑さにも負けず、千葉にある彼の工場を訪れました。

最近、サーフボードのシェイプやサーフィンであなたを興奮させるのは誰ですか? 

ここ数年自分でもフランスの Shapersclub に招待されたり日本の RIDE SURF+SPORT との関わりによって世界の色々なシェイパーのボードを見たり乗ったり、自分の工場で製作したりする機会が増えてきています。ピンと来たシェイパーのボードを手に入れて自分でも乗っていますね。自分のシェイプに反映させる場合と全くさせない場合があります。させる場合は最初からのコンセプトベースが似てる場合。させない場合は自分とは全く違う解釈のデザインの時。それはプライベートでサーフィンするボードですね。

最近新しい試みをしました。ベルギーから世界的なグラッサーのアンジェロを工場に招いた事。個人的にもストークしたしスタッフにも多大な影響を与えてくれました。世界一と言われるアレックスにしても昔からの技法にとらわれない手法。サーフボードがキャンバスとして捉えてる風に感じました。これからはシェイパーよりグラッサーの方がクローズアップされる時代になりそうです。

グラフィックデザインを学び、シェイプからかなり長い間離れていたとのことですが、その経験はプロセスやスタイルに影響を与えましたか?それとも、全く別物ですか?

業界から一旦離れて本当に良かったと思います。昔の日本のサーフカルチャーはサーフィンだけ。だったのです。
他のカルチャーに興味を示すと先輩達からお叱りを受ける時代。海から離れて東京でデザインやファッションカルチャー音楽カルチャーを学んだ事は本当に自分の財産となりました。

数年前、日本では多くの「ガレージシェイパー」が登場しました。
その影響は今も続いていますか?その結果 業界全体に何か 変化はありましたか?

インスタグラムにより沢山のガレージシェイパーが出て来ています。ほとんどが趣味レベル。自分や友達で作って乗りまわす分には良い動きだと思うけど、ある程度のレベルに達してないのに販売している人も目立ちます。薄っぺらいインスタグラムシェイパーですね。
昔は材料は誰でも買える物では無かったから、なるべくしてやるべくしてやるシェイパーしかいなかったから時代の変化ですね。それはそれで受け止めています。

 日本はサーフィンとスノーボードのスポットが非常に近いという独特の特徴があります。日本をはじめ世界各地で、Tappyのお気に入りの場所はどこですか?

湘南でサーフィンを初めて色々な世界のスポットでも経験しました。経験したからこその湘南の特にタイフーン スウェルのリーフブレークのクオリティの高さを改めて感じます。普段は千葉のコンスタントなビーチブレークでトレーニングしてグランドスウェルが入ったら直ぐに湘南のリーフに飛んで行きます!冬は冬で車で3時間走ればまだあまり知られてないスポットでパウダーを満喫出来るし、家から1時間の成田空港から北海道に飛べばJAPOWと呼ばれてる最高のパウダーを満喫出来ます!

Tappy にとって、一番大切なもの、宝物は なんですか?

最高の宝物は今の仕事と奥さんとtappy workersで一緒に仕事してくれているみんなです! ライダー達も!

Tappy さん 素晴らしいお話しと貴重なお時間をありがとうございました!Tappy工場のみんなも撮影に協力してくれてありがとう! 
これからもTappy から目が離せません。
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